最近、少しはマジック強くなってきたなーと思いました。それは周りから「強くなったねー」と言われることもありましたし、結果として草の根レベルなら上位賞を取るのはそこまで難しくなく、GPでもマネーフィニッシャはまだまだですが、二日目になら結構な確率で残れるくらいに、と具体的なこともあります。
四年前を思い出すと、あの頃は上位賞なんか夢のまた夢。
そして勝ち越すと嬉しい可愛い時期でした。
そんな以前の自分と今の自分。初級者と中級者。このギャップはどこから表れているのかな、と考えたときに一つ思い当たることがありました。
良く見る表現として
「弱い人は1から6の目まで出るサイコロを、強い人は4から7の目が出るサイコロで勝負している」
というものがあります。だから弱い人でも強い人に勝つことはあるし、強い人は安定して勝てるんだよ、と。この意見は上手い表現だなと思います。
これは多くの場合、上手い人は高い確率で適切な選択を行うことができる、というプレイングの問題として捉えられることが多いですが、これはもっと違うことを示唆しています。
「強い人と弱い人の大きな差はデッキそのものにある」
もっと言うと
「強い人と弱い人の差はサイドボーディングに存在する」
これが僕の感じる力量の壁です。
75枚コピーしてもなかなか勝てない、みたいなことはここに起因します。75枚同じでも、実際に使うのは60枚だけですからね。
実際、プレイングで大きな差を出より、デッキで差を出す方が簡単です。
3マナあってハンドにトラフトがあれば誰だってトラフトを出すことは出来るし、上手い人が殴っても下手な人が殴ってもトラフトが与えるダメージは変わらないし、弱いとトラフトの呪禁が消えるようなこともありません。
しかしサイドボーディングは明確に差が出ます。カード数枚でデッキ相性が劇的に変化することは良く知られていることです。
例として非常に良く見られる誤ったサイドボーディングをあげます。
自分が赤緑のデッキを使っているときに、虫に当たり、1戦目《ルーン唱えの長槍/Runechanter’s Pike》にやられた。そこでSBから3枚の古の遺恨を投入した。これでもう装備品は怖くない。
当然、今の虫はサイド後長槍は1本程度に留められているわけで、これでは古の遺恨は引けば引くだけ無駄牌になり、サイド後にメインボードよりデッキ的に弱くなっている。
こうなると、もうプレイングがどうのではなく、デッキが弱いのだからどうしようもありません。
これは極端な例ですが、多かれ少なかれ様々な形でこのようなことは起こっています。
いやいや、そんな当たり前のことを、と思われる人もいるでしょうが。
昔の自分とどこが一番違うかなーと考えたらこういう点かなと感じました。昔の自分はそんな当たり前のこともほとんど考えて無かったですね。
でも、実際15枚のカードは良く吟味するものの、抜くカードはちょっとあやふやという方は結構多いと思います。一回そこの点を意識して戦ってみるのも良いのでは。
------
とは言ってみたものの、僕としては抜くカードを相手によって確定させるというのが苦手です。場合によっては同じ相手でも抜くカードは毎回違う感じだし。なんか他にもあるのかなー。
最近勝てるっつっても常勝ってわけじゃないので、こういう足元を固められるマジック強さ論みたいなの大好きなんですが、他にも何か強さのブレイクスルーみたいなのあったら教えて頂きたいです。
四年前を思い出すと、あの頃は上位賞なんか夢のまた夢。
そして勝ち越すと嬉しい可愛い時期でした。
そんな以前の自分と今の自分。初級者と中級者。このギャップはどこから表れているのかな、と考えたときに一つ思い当たることがありました。
良く見る表現として
「弱い人は1から6の目まで出るサイコロを、強い人は4から7の目が出るサイコロで勝負している」
というものがあります。だから弱い人でも強い人に勝つことはあるし、強い人は安定して勝てるんだよ、と。この意見は上手い表現だなと思います。
これは多くの場合、上手い人は高い確率で適切な選択を行うことができる、というプレイングの問題として捉えられることが多いですが、これはもっと違うことを示唆しています。
「強い人と弱い人の大きな差はデッキそのものにある」
もっと言うと
「強い人と弱い人の差はサイドボーディングに存在する」
これが僕の感じる力量の壁です。
75枚コピーしてもなかなか勝てない、みたいなことはここに起因します。75枚同じでも、実際に使うのは60枚だけですからね。
実際、プレイングで大きな差を出より、デッキで差を出す方が簡単です。
3マナあってハンドにトラフトがあれば誰だってトラフトを出すことは出来るし、上手い人が殴っても下手な人が殴ってもトラフトが与えるダメージは変わらないし、弱いとトラフトの呪禁が消えるようなこともありません。
しかしサイドボーディングは明確に差が出ます。カード数枚でデッキ相性が劇的に変化することは良く知られていることです。
例として非常に良く見られる誤ったサイドボーディングをあげます。
自分が赤緑のデッキを使っているときに、虫に当たり、1戦目《ルーン唱えの長槍/Runechanter’s Pike》にやられた。そこでSBから3枚の古の遺恨を投入した。これでもう装備品は怖くない。
当然、今の虫はサイド後長槍は1本程度に留められているわけで、これでは古の遺恨は引けば引くだけ無駄牌になり、サイド後にメインボードよりデッキ的に弱くなっている。
こうなると、もうプレイングがどうのではなく、デッキが弱いのだからどうしようもありません。
これは極端な例ですが、多かれ少なかれ様々な形でこのようなことは起こっています。
いやいや、そんな当たり前のことを、と思われる人もいるでしょうが。
昔の自分とどこが一番違うかなーと考えたらこういう点かなと感じました。昔の自分はそんな当たり前のこともほとんど考えて無かったですね。
でも、実際15枚のカードは良く吟味するものの、抜くカードはちょっとあやふやという方は結構多いと思います。一回そこの点を意識して戦ってみるのも良いのでは。
------
とは言ってみたものの、僕としては抜くカードを相手によって確定させるというのが苦手です。場合によっては同じ相手でも抜くカードは毎回違う感じだし。なんか他にもあるのかなー。
最近勝てるっつっても常勝ってわけじゃないので、こういう足元を固められるマジック強さ論みたいなの大好きなんですが、他にも何か強さのブレイクスルーみたいなのあったら教えて頂きたいです。
コメント
メインはある程度すぐ固まるけどサイドは本当に十人十色だから、それぞれのサイドの意味を考えるのが楽しい
例え自分が使っていないデッキでも相手する場合の知識になるしのー
だから感染のサイド考はよ!(結局乞食)
自分も時間がある時は各デッキごとに細かくサイドのインアウトを考えて構築していますが難しいです
誉誉誉…誉!
誉誉誉誉。
それと同時にAKKAの精神状態が心配になる。
まぁサイドボードが強いと一回負けて良いというのが強みですよね、やっぱり。
>赤レンさん
僕は細かくサイドのインアウト考えたことほとんど無いんですよね(暴露)
相手のレシピがネットレシピなら良いですが、少し違うだけでインアウトも変えるべきかな、と思いますし。
だから本番で適正にインアウトできた試合は(勝ってれば)満足度高いです。
>akkaさん
文字化けか何か?
>まひろ
多いねー、このakkaって人はbotか何かかな。
>海老さん
茨城に飛ばされると人はこうなるんですかねぇ。